愛があれば、へーきですよね。

ハヤキさんの私的ブクマと覚書、hayaki.netの広報日誌。後実験場。

セガには本当に感謝している。ありがとうと言いたい。

ナイツ復刻版(正確にはパーフェクト版だけれど)サントラきたぁぁぁぁぁああぁぁ!
Wiiでナイツが出ると解った時からサントラは!?サントラは復刻しないの!?ねぇ? と思っていたので非常に嬉しい。PS2でのリメイクとかPS2と同日発売な件についてはまぁ色々突っ込む所はあるんだけど出してくれた(る)事に意義がある訳で、そこは素直に感謝したい。ありがとうっ! 速効で予約しましたよっ!
中古で8000円前後しますからねぇ。傷が付いたシロモノよりは、ねぇ。しかも今回はオリジナル版、クリスマスナイツに加え未収録音源も収録だってぇー!? これはアレか、いわゆる保存用も……ご、、ごくり。

てな訳で今日は急な話なんですが思う所があったので、久々に「セガ」にスポットを当てて思う事を書いてみます。あ、二回言った。
セガに関しては日記では何度か触れている訳ですけども、コラムという形式では実は過去に1回しか触れていないんですよね。→(セガは本当に終わりなのか)
懐かしいですねぇ。形はどうあれ(望む形であったかどうか)ナイ2も出ましたしね(微笑) 今ナイ2ーをぼちぼち遊んでいる所です。

さて嬉しいお知らせと共に悲しいお知らせも本日発表となりました。セガの公式通販サイト、セガダイレクトが来年3月一杯でサービスを終了する事が決まりました。DCユーザーにとっては前身のドリームキャストダイレクトからそれこそ10年来のお付き合いになる訳ですが……
色々な事がありました。ポイントが足りずにメモカが交換出来なかったよ~とか、その後限定コントローラーが放出されたり、最後のDC本体、DCソフトの販売があったり。初期の頃なんて(03年頃まで?)発送が佐川担当だったので中々手元に届かなかったりね。去年久々にセガダイの方に復活したんだけど暫く疎遠になっていた間に発送担当がヤマトになっているのにはビックリしました。発売日当日にヤマト(午前10時まで)で届けてくれる所ってセガダイしかないんだよねぇ、今となっては。今後は探さないといけないですねぇ。今まで通りSofmapかそれともセブンイレブンの当日7時引き取りにしようかな?
まぁお買い物の事情は置いておいて。今年のセガは私的には色々な事がありました。あり過ぎました。ナイツ、シレン3、セガラリーの発表。10年近く待っての新作はどれも心躍るし、懐かしまずにはいられません。

一方で今年はサターンとドリームキャストの修理受付を終了し、ハードメーカーとしての役目を完全に終える事となりました。またドリームキャスト専用ポームページも閉鎖され、ドリームキャストは完全に過去のお荷物、と化してしまったのです。そして今回の発表。あの任天堂ですら自社通販を(主に補修部品、ネット専売品だが)持っている。ソニーですらグループ会社に持っている。
なのにセガは無くなる。これの意味する所は……意味する所は。 今まで私達はそれを認めないようにしてきました。認めたくなかったのです。セガはハード部門を撤退する時に声高々に宣言しました。「世界一のソフトメーカー」になると。あれから幾年経ったか知りませんが今世界一のソフトメーカーと言えば……。
ハード屋としてもソフト屋としてもセガは終わった。これつまり「死」である。陳腐な科白で言わせて貰うなら、

諸君らの愛してくれたセガは死んだっ! 何故かっ! 憎き帝国に比べ我がセガ儲の国力(戦闘力)は1/3以下である。にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か? 性能の差が戦力の(ry

……ドリームキャストに全力を注いだからとかパチ屋如きに下ったからとか先が読めてないとかマーケティング能力が欠如云々etc..と理由は幾らでも挙げられる。しかしそれは本当か?考えてもみろってそのネタはもういい。
私は「夢」を見ていたのだろうか。長い夢を。願わくば覚めないで欲しかった。永遠はあるよと思っていたかった。何処のメーカーでもよかったのよっ! サターンとドリキャス用資源、財産が有効活用出来る場さえあればっ!
何処にでも付いていったのに。私はセガが好きだった。とても好きだった。ナイツが好きだ。セガラリーが好きだ。シレン(→厳密にはチュンソフトだけど)が好きだ。だから買う事に決めた。今でもセガがきっと好きだと思う。でもセガが何を考えているのか、私には解らなくなった。最近のセガは迷走、の一言で片づけられないぐらいにズタボロに、内部統制や意思統一が為されていなとように思う。

結果としてにユーザー離れという現象を招いた。ユーザーはとてもそういった事に対してシビアだ。私は昔ゲーマーを引退すると言った(事がある)。今だから解る。違うのだ。ゲームから卒業するのではない。セガからの卒業、いや距離を置く事が大事なのだ。傍観者となり、客観的な立場から物事を見、聞き、捉えるのだ。
私は覚悟した。「セガ」という会社が潰れる日はそう遠くないのだと。いや、むしろ過激派の意見ではないが潰れるべきだ、とさえ思ってしまった。こんなの、セガじゃない。ユーザーの意見を見ない、聞かない、好き勝手に暴れ回ってる。こんなセガじゃなかった筈なのに。
セガの時代は終わったのだ。いやもう既に終わっていた。何年も前に。(→そもそもセガの時代があったのか?という考えは好きではない) 私は「夢」を見ていた。今やっと目を覚ましただけなんだ。

何度でも言おう。ハード屋としてもソフト屋としても終わったのだ、と。現実というものを認識し、直視する事は酷な事ではあるが、しかし認めなければ前に進む事は出来ない。それに死んだからといって、思い出や今までの体験が無駄だったのか、とはまったく別の次元の話である。今ある資源は有効に活用すればいい。壊れるまで遊び倒せばいい。

何度でも言う。「セガは死んだんだっ!」 終わったんだ。役目を終えたんだよ。それこそかつてのPCエンジンやネオジオのように。後はゆっくりと休ませてやろうや。セガは、、死んだ、、んだ、、 セガは貴方の心の中でいつまでも生き続ける。これからもだ。ずぅぅぅっとだ。思い出は決して美化されず、風化される事なく刻み込まれる。そうありたい。
※不定期でセガの思い出や何故セガは没落したか、これからについてを語る予定です。
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