My Favorite Geme of Year - 2006
マイフェイバリットオブイヤー
スーパーロボット大戦J (GBA) 248時間
ベストオブイヤー
機動劇団はろ一座 ガンダム麻雀DS (ニンテンドーDS)
ニューカマー賞
怪盗ルソー (ニンテンドーDS)
ピックアップ、その他
ニード・フォー・スピードシリーズはゲームキューブ版とPC版の累計では230時間を突破しており、総合では隠れ2位。
ポケモン、シレンについては該当部門は無し。特設も無しという少し寂しい結果に。
バイオハザード4は秀作、秀逸。Good。新しい風(ジャンル)を巻き起こしてくれた、傑作アドベンチャー。その意欲は高く評価したい。
総括
2005年
総プレイ時間:1058/1781時間/8760時間(年) 一日平均:4時間53分(4.879)
GBA:4本 GC:4本 N64:2本 DC:1本 Xbox:1本 PC:8本 Play:20本/購入:約45本
2006年
総プレイ時間:1178/1487時間/8760時間(年) 一日平均:4時間4分(4.073)
GBA:4本 DS:7本 DC:1本 GC:7本 PC:6本 Play:25本/購入:約80本
(注記) 3~12月、10か月分のデータの為、暫定とする。
プレイ時間では11月から登場したスパロボが一気に捲し立て、プレイ時間TOPに輝いた。
本年度のゲームオブイヤーにはガンダム麻雀DSを推した。(年度的には2005年度だが、12月な事もあって06年度とした)
典型的なキャラゲーでありながら、しかし携帯機でフルボイス(隠し除く)な点を評価。携帯機としてはリズムよくテンポよく打てる点を評価。
……問題はこれは麻雀ではなく、単なる効率論による絵合わせゲームである所か。イカサマゲーといわれる所以である。
イカサマ麻雀(いわゆる積み込みとかドラ仕込み、上がり調節)なので、本格的な麻雀ではなく、ガンダムキャラによる掛け合いを楽しむゲーム、と思っていただければ良い。このノリでネット対戦出来たら面白いんだろうなぁ。
本年度の新人賞には「怪盗ルソー」を選出。売上も芳しくなく地味目でアレなソフトだが、しかしDSだからこそ出来るそのプレイスタイルを高く評価。
パッケ絵から想像するに決して軟弱なお子ちゃま向けのゲームではない。むしろそのギミックや仕掛けは何処かクスリと笑わせる、怪作だ。
とはいえ4800円の価値があるか、と言われればそれはちょっと厳しいかもしれない。もし安く売っているのを見掛けたらちょっと試しに遊んでみて欲しい。シナリオは短い(全3話)が、思わず熱くなる展開が待っている筈だ。
ゲームの一つの指針となる「総プレイ時間」数では昨年度(※)と比べ約40分/日も低下。が据え置き、特に携帯機でのプレイ時間数は増加しており、また特に重要なイベントも無かった為、と思われる。
ラインナップは増えており、狭く深くから広く浅く遊ぶ傾向に移行したとも言える。
むしろ注目すべきは本年度から初登場なDSではないだろうか。DSの影響を受けてGBAソフトも勢い立ち、プレイ時間の増加に繋がったと見る。
残念な事はポケモンとシレンが名作と呼べる(ばれた)頃の出来ではなかった点か。肩透かし、とは言わないがとても残念。
世界観やプレイのもっさり感、チュートリアル(操作感)なとの細かい所の不備が倦怠感を醸し出し、ストレスの元、となっている。
ゲームなのにストレスを溜める仕様でどうするのか。勿論ゲームは面白い。だが細かい所で不備が目立つと面白いゲームが何処となく面白くなくなってしまう。
ポケモンで言うなら雪山での移動時、シレンでは斜め移動のし辛さ、移動のもっさり感。勿論耐えられないというレベルではないと思う。しかし「少し」ではなく「かなり」気になる部分だ。小さな埃も積み重ねれば……それは欠点、難点として認識せざるを得ないだろう。
またポケモン、シレン共にアイテムを整理するのが億劫になったり、セーブするのに時間がかかるシステムなのはとてもとても残念である。何の為の携帯機なのか。据え置きでじっくりとやるものではなく、あくまで携帯し何処でも手軽に出来る手軽さを忘れているのではないか。
下手に(ゲーム内のパラメーターであるとか)情報を詰め込みすぎ、2画面を使う事に執着した結果、ゲームの本質から損なわれ、外れてしまった感がある。DSであっても面白くないゲーム(DSの機能を生かせていない、もしくはDSの機能のみに固執している作品)は決して面白くないのだ。そこん所を常に頭の中に入れておくべきである。
無論今も私にとってベストマイフェイバリットは「ポケモン」と「シレン」(後セガラリー2、PGR)であるが。期待していただけに、、という奴である。
DSのハード予測については1350万台を秋頃に予測していた。上方修正をしても1400に乗るか乗らないかだろうと思っていただけに、2006年度実売ベースで1425万台に乗ったのはちょっと驚き。きちんと年内に生産。増産し、体制を整えてくる点は評価出来る、出来るのだが。需要がそれを上回ったか。
2007年も携帯機ではDSから目が離せない。特に1月から気になる作品のラインナップが充実しており、昨年以上に盛り上がるだろう。
問題は夏以降に大作や話題作をどれだけ用意出来るか、であるが。(今の所ドラクエのみ)
据え置き機では次世代ゲーム機が気になる所だが、ここは逢えてDCが熱いっと言っておく。DCは既にハードの生産からも撤退しており、2007年3月末をもって修理・サポートも終了となるが、ソフトの方は2007年になっても新作が2本、非公式に1本予定されており、まだまだ終わっていない、とても寿命の長い「現役」ハードである。むっ、もしやこのまま10年間現役ハード、という事になるのではあるまいな?
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